映画メモ:『死霊高校』 The Gallows(2015)

(Rotten Tomatoesより)

SYNOPSIS

20年前のとある小さな町の高校。「絞首台」という劇の本番で、舞台装置の誤作動が起こり生徒の一人が死んでしまうという痛ましい事件があった。20年後の同じ高校でまた「絞首台」を再演することになったが、全く乗り気でなかったライアンは、同じく単位のためだけにイヤイヤ参加したキャシディと、同じアメフト部のリースを誘って公演を中止にするためセットを壊そうと夜の学校へ忍び込む。が、携帯は圏外になり、出入り口はなぜか開かなくなり、ひとりずつ首吊りの犠牲となり……。


MOVIE INFO

邦題: 死霊高校
原題: The Gallows
公開日: 2015年6月30日(Fresno premiere)
監督: Travis Cluff, Chris Lofing
ジャンル: ホラー、ミステリー&サスペンス

TRAILER



POV方式、ファウンド・フッテージのホラー。

アメリカの高校モノを観ると毎回思うけど、なんでカースト上位の運動部の人はこんなにやることが猿っぽいんだろう。

ホラー映画は「"オタク"な映画監督が学生時代の恨みを込めてそういうやつらを撮っている」とか、「見ている側もクソなジョックが調子こいた末に無残に殺されるのを見たいと思っている」とかいうのはどっかで読んだ気がするので、そういうバイアスはかかってるかもですが。







SPOILER ALERT







REVIEW

メインの4人は以下の通り(キャスト名-役名)でほぼ本名なんですね。

  • Reese Mishler - Reese Houser
  • Pfeifer Brown - Pfeifer Ross
  • Ryan Shoos - Ryan Shoos
  • Cassidy Gifford - Cassidy Spilker
4人の演技は良かったな~と思います。上にもちらっと書いたけどカメラ役のライアンには見事にイラッとさせられました。


構成はそんなにひねりがあるわけでもなく、単調なかんじ。携帯がつながらない!は?気にすんなよ!ドアが開かない!電話がつながらない!これやばくね!?やばい!!でも撮影は続ける!(?)なので、POVで続けるなら撮ってる理由がないと気になってしまいます(ライトのことがあるにしても)。最初は準備の様子とかオタクどもをからかってやろうというライアンの撮影の理由付けは、自然だったし意味があって良かったです。また、本人たちが撮っているんだという臨場感も強く出ていてそこも良かったと思います。

ただあの執行人がどうもチープというか。変に幽霊とか出すよりは人間こえーのほうがまだましだった気もします。いいなという要素がないわけではないんですが、ホラーなのにあんまり怖くなかったのでそこが一番気になってしまいます。

最後の頑なに役名で呼び続けるファイファーからの、カーテンコール&オチはおもしろいなと思いました。でもやっぱりご都合展開だし突っ込みどころ多いしおすすめ度はあんまり高くないです。

Notlob

文章を書くのが苦手なので、練習も兼ねていろいろ書いてます。ゲームプレイ日記とか覚え書きが多くなりそうです。英訳のミスの指摘をいただけるとありがたいです。

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